journal

サラリーマン奴隷のふとしたことを

釣行日記_minimaru50deepが火を吹いた

Google Mapで自宅からアクセスできそうなポイントを探しだし、見つけた「ゴロタ浜隣接の堤防」。近くに小川が流れ込み、ボトムにはおそらく伏流水も湧き、ゴロタ浜が隣接する堤防。

ポイント発見から、本日までに3回通った。いつも釣人が一人は居る。おそらく人気の堤防なのだろう。10/1(sat),10/8(sat),10/9(sun)の3釣行それぞれで、25cmのメバル、27cmのソイ、30cmのソイが各日で釣れた。今までの僕が釣りをしてきたポイントで1番大物が釣れるポイントとなった(もしくは秋という季節が大きな根魚を堤防に寄せているだけかもしれないので、今まで通ったポイントでも大物が釣れているかもしれない)。

10/9(sun)の釣行について記憶を辿り、記載します。
(釣りに行って、その日の内に書くのがベストなのだけれど、手を回せない。。)

風が強く、雨も降る厳しい天候で、ポイントに19:30くらいに到着。50歳くらいの男性が僕が釣り場につくのと同時くらいに帰宅するところだったので、声をかけた。
「釣れましたか?」
「うーん。」
バッカンの中を見せてくれた。15~20cmのメバルが約10匹とソイが1匹。先週と昨日で僕はもっと大きいのを釣っている。しかし、こんなに数は釣れていない。
「何で釣ったんですか?」
「生き餌」
わざわざしまっていたボックスの中から餌を見せてくれた。なんと5cmくらいの小魚が入っていた。
「え!小魚でメバルを釣るのですか?この小魚の名前は?」
「ゴリ、1匹でだいたい5回くらいは使えるよ。」

フィッシュイーターであるメバル。フィッシュライクなルアーでこれまでメバルを釣ってきたけれど、自宅に帰ってメバルをさばいても、だいたい胃の中にはアミかイソメの類しかない。特にイソメの類の場合は、じゃあわざわざプラグで釣らなくても、ワームのほうがストロングパターンだったのではないか?といつも思ってしまうのだが、改めて、メバルは小魚も食べる、ということを認識させられて、感動した。

「ワームで釣っている人には参考にならないかもしれないけれど、頑張ってね!」
「はい、プラグでやっているのですが、頑張ります!」

声援をいただいて、釣りを開始した。そのおじさんが帰り支度をしている、まだすぐ近くにいる間に、自分が今立っているシャローで釣りたい、プラグで釣れるところを見て欲しい(おじさん、帰り支度に夢中でこっちに気を回していなかったかもしれないけれど)という思いが通じたのか10cmくらいのチビメバルがメバペンにヒットした。嬉しかったし、雨が海面を叩いてもトップでメバルが釣れることを確認できた。

先週、昨日と過去2回の釣行でもうっすらと常夜灯が差すシャロー(水深は50cmくらいかな)ではメバペンでチビメバルが釣れている。ここにはチビだけでデカメバルはいないものと判断した。(でも、楽しいから今後もこのポイントに来たら最初はこのシャローを叩くつもり)

先程の釣れた魚を見せてくれたおじさん。ダイワの釣りベストを着込んだ、たぶんゴミとか捨てない、質問にもちゃんと答えてくれる、紳士的な釣りをしてらっしゃる方なのだろうとお見受けした。なお、この日はもう一人、先行者がいて、帰宅の際に同様に何か釣れたか話しかけてみたが、「イロイロ~」と言って、歩みを緩めずに帰られてしまった。ま、別にいいのだけれど。色んな人がいて当然なのだ。

本命ポイントにて釣り開始。ポイント説明すると、沖に向かって堤防が伸び、途中で堤防が曲がって沖に平行に堤防が伸びる。沖に向かって堤防が伸びている部分はゴロタ浜に面している。この堤防の曲がり角が本命ポイントだ。曲がり角の手前7〜8mで歩みを止めて、堤防に沿って沖に向かってキャスト。絶対に角もしくはその付近の魚がいるはず。メバペンのキャスト一投目でヒット。いやはや幸先がいい。そして。メバペンを丸呑み。フックを外すのに一苦労した。写真ではわかりづらいけれど、メバルの口元にメバペンの目がこっそりと写っているのを見れば、どれだけゴッポリとバイトしたか分かって貰えるだろう。

その後も、メバペンで18cmくらいのメバルが釣れた。2匹釣れたので、もうメバペンは終了して、サイズアップを狙って70mmもあるデカプラグ、ヘドン・ザラパピーをキャスト。しかし、あれ?トップにメバルいるよね?って思うくらい全然釣れない。うーん、ザラパピーの操作の仕方があまりよくないのかもしれない。先週は70mmのデカプラグ、メバペンマグナムでも釣れているから、サイズには問題ないと思うのだが、何が足りずにメバルバイトに至らないのか、よくわからない。

ザラパピーをキャストし続けて、時間が経ったので、まだメバペンで出るのか確認するべく、キャストしてみたものの、あれメバペンにも出なくなってしまった。レンジかわったのだな。シュガーミノーに変更してみたところ、やはり、釣れるようになったけれど、どれも小さい。

ボトムに大きいのいるかな?昨日、minimaru50deepで27cmのソイが釣れた。今日もそのパターンなのか確認するべく、ルアー交換。できればデカメバルを釣りたい。ボトムでエビの動きを模して竿先チョンチョンチョーーン、ステイで誘う。

余談ですが、前日10/8(sat)はnada. VIZLAは根掛かりも少なそうだし、7gだから根掛かりしても強く引っ張れば外れるだろうと思い、購入当日にキャストした。これまで13gのメタルマルを2個購入したが、すぐに根掛かりして、おそらく10キャストもできないまま、お別れしてしまった。以来、ボトム恐怖症。ウェイトの軽めなVIZLAなら、ボトムの着底に鈍感な僕でも操作できるだろうとキャスト。そして、1キャスト目で根掛かり。でもフックが外れてくれたので、「ふむふむ狙い通り7gは4lbのフロロ使っていれば、回収可能だぜ!」と確信する(調子をこき始める)。2キャスト目でも根掛かり。大丈夫、大丈夫、ラインをゆっくーり引っ張って、さあ外れろ、外れろ。あれ、、、、、軽くなった。VIZLAを2キャストのみでロストしてしまった。悲しかった。

という前日の前フリがあったので、3.4gと軽量のminimaru50deepでもフォール中にラインが緩まないことに細心の注意を払いつつボトム取りを試みる。でもやっぱり着底はよくわからない。着水後30カウントで着底しただろうと判断(おそらく7mくらいの水深)。

あとは冒頭に書いた通りにソイが釣れた。今までminimaruではそんなに釣れたことがなかったので、こんなにストロングパターンが存在するプラグなのかと、発見・実感できたことは嬉しかったし今後の釣りにとっての大きな収穫となった。


以下に写真を掲載。
10/1(sat)釣果
25cmのメバルがnada.terrierで。初場所、3キャスト目くらいでのビッグサイズお出ましだったので嬉しかった。しかし、後は続かなかった。大物の時合は短い、ということにしよう。

f:id:hayashi-xxxxx:20161010204303j:plain


メバペンマグナムにも20cmくらいのメバルがリアフックにバイト。

f:id:hayashi-xxxxx:20161010204353j:plain


本日の釣果。なお、サバもプラグでヒット。

f:id:hayashi-xxxxx:20161010204426j:plain


10/8(sat)釣果
ジップベイツ ザブラポッパータイニー(グローボール入り)にフェザーフックをリアにつけて、念願のポッパーでのメバルヒット。

f:id:hayashi-xxxxx:20161010204505j:plain


シュガーミノーのスプリングスグリーンにもヒット。このプラグはキレイだから写真うつりが良いなあ。

f:id:hayashi-xxxxx:20161010204551j:plain


27cmのソイがminimaru50deepにヒット。

f:id:hayashi-xxxxx:20161010204707j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20161010204622j:plain

 

10/9(sun)
ガッポリメバペンをバイトしたメバル。口元にメバペンの目が見える。

f:id:hayashi-xxxxx:20161010204753j:plain


30cmのソイがminimaru50deepに。昨日とは別カラーでも釣れるか確認したくてキャストしていたら、やはりカラーではなくアクションとかシルエットのほうが重要なのだろうか。

f:id:hayashi-xxxxx:20161010204826j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20161010204900j:plain

夏メバルの渋さ

去年の11月から近所の海で釣りを始めたのですが、最初はホームセンタで購入した竿とリールに、そこで売っているジグヘッドとワームでやってみて、メバル釣りの楽しさを覚えました。それから春が来て再度メバル釣りを再開して、ちょこちょこタックルを揃えて、去年の11月とは比較にならない良いタックルで釣りをしているにもかかわらず、振り返ってみると夏にメバルはなかなか釣れませんでした。もう秋だし、結論を出します。夏メバルは渋い、デイゲームはさらに渋いです。9/18に「行く道を忘れそうな漁港」にてデイゲームをしたのですが、アナハゼとフグしか釣れなかったことからも、この結論は確からしいです。他のネットで確認できる情報でもやはりそのようです。

f:id:hayashi-xxxxx:20160919174114j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160919174139j:plain


大潮の終わった、同ポイントとその近くの別の漁港でナイトゲームで、どの程度釣果が出るか確認してみましたが、小さいのしか釣れなかったです(寝坊して日の出まで2時間くらいしかなく、ポイント移動もしたので慌ただしく、試したいルアー全部を試せたわけではなく、若干の消化不良です。タモ網も最初のポイントに置き忘れて、ああ何やっているんだろう)。やはり、大潮の釣果への影響は無視できないのだと思いました。

f:id:hayashi-xxxxx:20160919174429j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160919174451j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160919174512j:plain

 


海況情報サイトによると、9月の水温は22度くらいでまだ、夏の海なのかなと考えています。10月からようやく20度を下回り始めるようで、それからまた沢山釣れ始めるものと推測します。ところで、海水温って意外と温かいんですね。以下サイトを確認すると、瀬戸内でも9月中旬から再びメバルが釣れ始めるようです。
http://lure-fishing.net/sub-pege/lure-biginer/lure-fishing-year2.html


来年の夏はメバル以外をターゲットにして遊ばないと、釣りを楽しめないかもしれないので、ゆっくりターゲット選びと道具の購入をしていきたいです。まず最初に思いついたのは黒鯛のトップウォーターゲームなのですが、このゲームは水温が25度以上ないと成立しづらいと、確か黒田健司氏が紹介されていました。地元の海の温度を海況情報サイトで確認すると、平均ですが、1年を通して25度を超えることはないようです。厳しいですね。底のヅル引きによる黒鯛ゲームは、根掛かり恐怖症なので、手を出すには抵抗あるなあ。黒鯛は見た目がかっこ良いし、いつか釣ってみたいのだけれど。

次に思いつくのはスズキさんですが、こちらは人気No.1過ぎて、ポイントにエントリーする時点で、釣り人が多くてげんなりしてしまいそうだけれど、でもモノにしたい!の間で揺れてしまう。人気のホステスに通いつめのサラリーマンとか(今どきいるのかな?)もこんな気持ちなのかな?

僕が小さい時に龍飛に住んでいた3年間くらいかな?の間に通算して親父は70cmと80cmくらいのスズキさんを2匹だけ釣ってきました。たぶんほぼ毎晩、釣りに行っていました。ターゲットがスズキだったかは別として。ウミタナゴを大量に釣ってくることもあったので。こんど実家に帰った時にその写真を焼き増ししてもらおう。うん、親父の記録を抜くという意味で、スズキさんにアタックしてみることにしてみます。

 

さて、明日から仕事です。以上、2016夏休みの釣行日記でした。

 

〜〜〜〜〜
潮 中潮
釣行時刻 4:00~7:00
場所1 常夜灯の明かりが残念ながら灯っていない堤防
場所2 行く道を忘れそうな漁港

タックル1
ヤマガブランクス ブルーカレント 91/TZ Long Cast
シマノSTRADIC CI4+ 2500S
クレハ シーガー R18 フロロリミテッド 4.0lb(1.0号)
リグ1
スミス メバペン・メバル コイカ(今回は釣れず)
Heddon(INXでカスタム) TinyTorpedo MEBARU Custum(今回は釣れず)
nada. TERRIER SS クリアナダ
バスデイ シュガーミノー 50S クリアピンク
ジップベイツ リッジスリム60s スプリングスグリーン
バスデイ SPM75(今回は釣れず)

f:id:hayashi-xxxxx:20160919175504j:plain


〜〜〜〜〜

2軍ルアーも試すのだ

「行く道を忘れそうな漁港」にて三日目の釣行。昨日は沢山釣れたのを持って帰ったので今回は釣れても全部リリースすることにして釣行開始。テーマは「今まであまりキャストしてこなかったルアーで釣果をあげられるか?」としました。以降、これらのルアーを2軍ルアーと呼びます。なお、2軍ルアーはメディアの露出が低め、購入タイミング、見た目、昼間に練習できていないので泳ぎ方が良く分からん、といった理由で今までキャストしてこなかったルアーです。釣れないルアーというわけではありません。

1.ラパラ 五目ミノー35SP グローオレンジベリー (今回は釣れず)
今のところ、私の中ではリッジ35F、nada BEAGLEと同じような感じという認識です。ただし、あまりキャスト距離を出せない気がしました。重量を確認すると以下の通りです。
ラパラ 五目ミノー 2g
ジップベイツ リッジ35F 2g
nada. BEAGLE 2.2g
殆ど変わらないですね。気のせいかもしれません。ポンプリトリーブするも釣れず。表層にメバルが居ないようです。

2.ラパラ 五目ペンシル GP45F クリアピンク (今回は釣れず)
レンジ下げるために、シンキングペンシルを選択、の想定でしたが、あれ浮いている。動きはメバペンメバルとほとんど同じ、という認識です。ただし、あまりキャスト距離が出ない気がしました。重量を確認すると以下の通りです。
ラパラ 五目ペンシル GP45F 3g
スミス メバペンメバル 3g
あれ、これも変わらないですね。これも気のせいかもしれません。表層に漂わせて、8秒ほどカウントしてトゥイッチのように竿を動かす。やはり、メバルが表層を意識していないようで釣れませんでした。

3.タックルハウス オルガリップレス43 バチクリア (今回は釣れず)
レンジを下げるために、シンキングペンシルを選択、の想定でした、あれ?これも浮いている?紹介動画は海面から15cmくらいのレンジで泳いでいるよな?
http://www.tacklehouse.co.jp/prototypefile/?p=3581
昼間にキャストして再確認しよう。スローリトリーブしましたが、釣れませんでした。

4.スミス メバペン・ソリッド クリア
今度こそレンジ下げるために、シンキングペンシルを選択。おそらくゆら~っとではなく、早めにずんずん沈むので、竿先をチョンチョンして常にテンションを保ちつつ、たまに大きめにシャクってからテンションフォール。やった、来たー、やはり少し沈んだ所にいたんですね。嬉しいです。なおランディングの際に手を海水で濡らしてから魚をキャッチしたのですが、あれ海水かなりぬるい、メバルが表層に居ない理由の1つは海水温が高いこと、だったかもしれません。

f:id:hayashi-xxxxx:20160917182223j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160917182259j:plain

5.ラパラ CD3 オレンジ,ピンク(今回は釣れず)
レンジ下げられるルアーで別のルアーでも釣れるか確認するために選択。最初はメバペン・ソリッドと同様にチョンチョンさせていたけれど、かなり水の抵抗感じるので、ゆっくり大きめにシャクって、ステイさせるを繰り返す。するとトレブルフックとラインがかなりの頻度で絡まる。うーん、ボリュームのある、短いルアーはトゥイッチやジャークして止めるとルアーの姿勢が崩れてラインと絡むのかな?nada.のTERRIERでも同じようなことがあったし。なので、キャスト後に3秒カウントしてから、スローリトリーブにメソッドを変更。うーんバイトしない。色が悪いのか?マットなオレンジなので、クリアの方が強いのかな?とりあえずピンクに変更してスローリトリーブ。10キャストほどしたけれど、一回だけかすかなバイトはあったけれどフッキングせず。もう少し昼間にルアーの動きを確認した方が良いなあ。

6.ima sukari 50SS 幼虫(今回は釣れず)
これも確かレンジ下げられるはず。しかもかなりの勢いで沈む認識。スローリトリーブするもバイトしてくれず。これも再度、昼間にルアーの動きをさらに確認します。ところで、sukariは早巻きしても姿勢を崩さない、渓流のダウンストリームにも強いルアーとして開発されたそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=3AYs3xHeSTg
あるブログで本ルアーでメバルを釣っていた方の記事を読んで購入したけれど、スローリトリーブが必要なメバリングにはそもそも向いていないのかな?何かもっと良いメソッドがあるかもしれないです。

7.ハリミツ マグバイミミック ホタル(グロー)
2軍ルアーでレンジを下げられるのはだいたい試したので、1軍ルアーをキャストすることに。まずは昨日、1番のバイト頻度だったルアーに。竿先チョンチョンしてテンション保ちつつ、たまにテンションフォール。アジがヒットしました。その後もバイトはあるけれど、フッキングせず。

f:id:hayashi-xxxxx:20160917182333j:plain

8.ジップベイツ リッジ35SS カロライナジャスミン(今回は釣れず)
リッジ35Fは使ったことはあるけれど、SSはどの程度沈むのかなと確認したくて選択。手前でステイさせてみるも、あれ?全然沈まない。満月に近かったけれど、よく見えていないだけかな?昼間にちゃんと確認しよう。ポンプリトリーブするもやはりレンジが浅いからか、ノーバイトでした。

9.nada. SETTER クリアナダ(今回は釣れず)
表層にベイトが引き波をたてているのを確認。昨日のサヨリかな?表層パターンがくるかもしれないと考え選択。70mmでかつボリュームもあるデカルアーですが、バスデイ シュガーミノースリム95Fでも釣れるのだから、黒鯛ルアーであるスイッシャーのSETTERでも釣れるだろう推測しています。結果はノーバイトでした。ベイトはいるけれど、水温の影響で海面近くに上がってこないのかな?
今回初めてスイッシャーのルアーをキャストしたのですが、シャカシャカ音が聞こえてくるし、ポッパーを操作しているみたいな楽しさがあります。うん、いつかこいつで魚をキャッチしたいです。なお、レオン氏のショップでスイッシャーであるHeddon TinyTorpedo MEBARU Custumもポチっと購入してしまいました。届いたらキャストしてみます。メバペンメバルもですが、やはりトップウォーターはかなり楽しいですね。

10.コーモラン シャローマジック シグナル(今回は釣れず)
レンジを下げるために選択。竿先チョンチョンしましたが、ノーバイトでした。うーん、変にチョンチョンしないでスローリトリーブのほうが良いのかなと今、思いました。

11.nada. TERRIER SS クリアナダ
思い切ってレンジをもっと下げてみようと思い、選択。キャスト後に5秒待ってから、スローリトリーブ。バイト頻度はやはりけっこう高いもののフッキングせず、一回だけしっかりフッキングしてくれました。ああ、気持ちいい!
なお、このルアーは今まで2個ロストしています。おそらく原因はリールを巻くスピードが遅すぎて、底ズル引き状態になってしまい、そのままロスト。以前は3lbのフロロを利用していたので、根掛かり後に色々とルアーの回収を試みるも、ラインブレイクすることが多かったです。なので、今回は自分の中で気持ち早めのスローリトリーブ?です。テトラから沖側と沿岸側とその間にキャストしていたのですが、このルアーはよく飛ぶので沿岸側に投げ過ぎて、本日もウィードに引っかかりましたが、4lbのフロロはブレイクすることなく、ルアーを回収してくれました。

f:id:hayashi-xxxxx:20160917182404j:plain

12.ジップベイツ リッジスリム60SS ブラウンホロリウム
以前、これで尺?のバイトがあったので、今回帰る前に最後にキャストしていこうと考え選択。TERRIERと同様にキャスト後5秒待ってからスローリトリーブするもバイトせず。ステイ時の沈降速度が遅いので思い切って8秒待ってからスローリトリーブ(根掛かりが怖い)。バイトせず。悔しい。8秒待ってからトゥイッチしてからライン巻取りを繰り返すと、ヒット!でもロッドが大きくしならない。10cm程度のメバルでした。その後、アジもヒット。 

f:id:hayashi-xxxxx:20160917182448j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160917182524j:plain

尺よ来い!と願いつつ、最後の1キャスト?を何回も投げると、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ロッドもよくしなっている。尺に違いない。あげてみたら20cmのメバルでした。だいぶ盛ってしまいました。でも、キャスト後のステイ時間を変えて、メソッドもトゥイッチに変えて、と自分で考えて判断した結果の釣果だったので本当に嬉しい一本でした。

f:id:hayashi-xxxxx:20160917182555j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160917182619j:plain

 

総括
地元のおじさんが話しかけてきてくれたので、「お邪魔します」と挨拶したところ、快く「気にしないで良いから、たくさん釣っていって」と声をかけていただきました。そして、「昔は地元の人しかここで釣りしていなかったけれど、今は週末の朝と夕マヅメは人が並んで投げ釣りしているよ」と、人気ポイントであることを教えてくれました。今回は平日に釣りをできたので独り占めでしたが、週末はそうもいかないかもしれません。並んで釣りをするほどの腕(キャストの精度や魚の寄せ方)もないし、やっぱり通常のメバラーが目をつけない場所を発見したいという思いもあります。並んで釣るって、こんな感じかな?
https://www.youtube.com/watch?v=Ka6YmAv36Yo

また、本ポイントのメバルのサイズは大きくても23cmくらいで18cmが中心です。レオン氏の記事には次の通りの記載があります。
http://mebaring.jimdo.com/%EF%BD%8D%EF%BD%85%EF%BD%87%EF%BD%81%E3%83%A1%E3%83%90%E3%83%AB/
抜粋
〜〜〜〜〜
例えば、18センチクラスがたくさん群れている場所では25cm級はめったに釣れません。したがって、25cm級がいる場所には尺メバルはめったにいないという事が当てはまるのです。尺をひたすら狙うのであれば「過去に人が釣っていない場所で諸々の条件が合致する場所」を探すという事がキモとなるでしょう。
〜〜〜〜〜

記載の通りだとすれば、ここで尺を釣る可能性は低いと考えられます。新ポイントを開拓しつつ、メバルが釣れない時間が続いたり、絶対に今日はメバルを釣りたいんだ!という日にだけ、お邪魔することにします。そんな日が殆どですが、難しいことにチャレンジすることを続けないとどうしても「飽き」が来てしまいそうで怖いので、戒めとしてあえて書きました。

~~~~~
潮 大潮 
釣行時刻 20:00~0:00
場所 行く道を忘れそうな漁港

タックル1
ヤマガブランクス ブルーカレント 91/TZ Long Cast
シマノSTRADIC CI4+ 2500S
クレハ シーガー R18 フロロリミテッド 4.0lb(1.0号)
リグ1
本文の通りのため省略(下の写真には今回使用したルアーのうちリッジスリム60SSだけありません

f:id:hayashi-xxxxx:20160917182741j:plain


~~~~~

釣果の再現性を確認

昨日に引き続き、メバルの新ポイント開拓をしたかったのですが、試験勉強が長引いてしまい、自宅を出るのが17:00頃になったので、昨日、行き着いた「行く道を忘れそうな漁港」での釣果に再現性があるか確認をすることにしました。結論は再現性ありでした。普段、持ち帰る根魚は4匹までと決めているのですが(個体の数を減らしたくないという理由もありますが、本当は三枚おろしが面倒なだけです)、今回はどれだけ釣れるか視覚的にも分かりやすくしてみたいと思い、約20cmオーバーは全部持ち帰ることにしました。

プラグのローテーションは以下の通りです。

1.ブリーデン ミニマル50deep サクラグロー(今回は釣れず)
まだ日があるのでまずは底付近を確認するために選択。しかし、バイトなし。プラグの操作がいまいちなのかもしれない。2回シャクって、テンションフォール。これをずっと繰り返すというもの。根掛かりが怖くて、テンションフォールは3秒くらいしかできていない。

2.nada BEAGLE (F) クリアオレンジゴールドグリッター
暗くなってきたので、表層を攻めてみることに。昨日はリッジ35Fで釣れたとうこともあり、今回はnada BEAGLE Fを選択。私はこの二種類のプラグは殆ど同じものだろうと今のところ考えています。メソッドはリッジ35Fと同様にポンプリトリーブ。結果は20cmないくらいのメバルが釣れました。二匹目のドジョウを狙ってさらにキャストすると、ソイ(たぶんムラソイ)も釣れました。ソイはボトム付近の餌しか食べない、という認識でしたので、新たな発見でした。

f:id:hayashi-xxxxx:20160916163750j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160916163721j:plain

3.職場の先輩から釣ってこいと渡されたトラウト用のルアー(elf-Sと書いている)
トラウトは昔やっていたけれど、メバルプラッギングしてみたいとのことで、昔利用していたルアーをメバルプラッギングに転用できるか確認したいとのこと。実はもう一つルアーを渡されていたのだけれど、カキ殻にひっかけてロストしてしまった。どうしよう。スローリトリーブ。結果は15cmくらいのメバルが釣れました。一安心して、これにて宿題完了。

f:id:hayashi-xxxxx:20160916163654j:plain

4.バスデイ シュガーミノー50S クリアピンク
昨日はキャストしなかったシュガーミノーで釣れることを確認するために選択。スローリトリーブ。結果は20cmくらいのメバルが釣れました。なお、寄せ方がまずく、根に入られ、ああルアーロストしてしまうー、と慌ててキャスト方向に立ち位置を移動(堤防際をリトリーブしていた)してみると、ああいたいたメバルとシュガーミノーがテトラと強固にテトラについた貝の間にフロロを挟んだ状態。何でしょうこの奇跡的な状況。写真を撮りましたが、うーんイマイチこの状況がわかりづらい写真。

f:id:hayashi-xxxxx:20160916163620j:plain

5.スミス メバペンメバル ナトリウムネオン (今回釣れず)
昨日、たくさんバイトがあったルアーが本日も同様となるか確認するために選択。なお、昨日は鏡のようにベタ凪でしたが、今日は風があり、海面はさざ波がある状況。前回と同様に、チョンチョン動かしてから放置。結果はノーバイト。こんなにも違うものかと驚きました。なお、少しあとで、風も収まり、昨日同様に鏡のようなベタ凪となったので再度メバペンをキャストしてみるものの、やはりノーバイト。

6.ジップベイツ リッジ35F アミ(グローボール入り) (今回は釣れず)
メバペンで釣れなかったので、表層ではバイトしてこないことを確認するために選択。結果は、ノーバイト。メバルのレンジが下がったのかな?

7.ジップベイツ リッジスリム60SS イエローダイアモンド (今回は釣れず)
レンジを下げるために、選択。昨日、尺メバル?がバイトしてきて外れてしまった同ルアーで再現も試みたかった。結果はぼーっとしていてウィードの中を通してしまい根掛かりしてロスト。ああ残念すぎる。レオン氏のショップで購入した同ルアー。もう売り切れいているんだよなあ。今まで、他のルアーで釣れなかった時でもこのルアーは魚を釣れてきてくれたことがあったので、本当に残念。

8.ジップベイツ リッジスリム60SS スプリングスグリーン (今回は釣れず)
根掛かりロストのリベンジ。スローリトリーブとトゥイッチから3秒ほどカウントして少し巻いくを繰り返し。結果はバイトが一回あったもののフッキングせず。残念!きっと大きかった。

9.ハリミツ マグバイミミック ホタル(グロー)
かっこいいなあ、と愛着を持っていたルアーをロストしてしまったので、あまり愛着を持てていないルアーを選択。だけど、メバルプラッギングで僕に初めてメバルを釣らせてくれたのはこのミミックなんだよなあ(ミノー形状にかっこよさを感じます。イカの形をした同ルアーをあまりカッコイイと感じていません)。チョンチョン竿先でアクションかけてテンションを保ちつつ(根掛かり恐怖症)、たまにテンションフォール。結果はまず最初にサヨリが釣れた(ルアーにかかっている写真は疲れていたので撮りませんでしたが、やっぱり撮ればよかった)。サヨリってルアーに反応するのか?その後も20cmいかないくらいのメバルをたしか2匹ほど。本日一番メバルをつれてきてくたルアーになりました。

f:id:hayashi-xxxxx:20160916164004j:plain

10.nada TERRIER SS クリアナダ
シンキングペンシルのパターンなのかな?少しレンジ下げて、フォールのスピードも早めが効くパターンであろう推測して選択。チョンチョンアクションでテンション保って、たまにテンションフォール。やっぱり20cmくらいのメバルが釣れたけれど、うーんミミックほどたくさんバイトがある感じではない。ミミックのグローカラーが良かったのかな?

11.バスデイ SPM75 ブランホロリウム (今回は釣れず)
シンキングペンシルのパターンだろうから、シルエットを大きくして、尺メバル来いっ!と願って選択。スローリトリーブとジャーク後に3秒ほどテンションフォールを試したけれど、ノーバイト。シルエットがでかいからかな?ちなみにレオン氏はSPM75でボトムバンピングもするらしいです(さすがです)。根掛かり恐怖症になった私にはハードルアーでボトムをとれません。

12.バスデイ シュガーミノースリム95F ハイパーイカナゴ
さっきサヨリが釣れたのもあり、かつレオン氏がシーバスのサヨリパターンでもこのルアーが活躍すると案内しているので選択。ジャークしてロングステイ。結果は今回の釣行最大の23cmくらいのメバルを2匹釣れてきてくれました。絶対にこのルアーで釣りたいと思い、30キャストはしてからでないとルアーチェンジを自分に許可しないことにしてやっておりました。結果は最初の立ち位置の15キャストで2匹、移動後の立ち位置での15キャストではノーバイトでした。前後の間に弁当食べたので(自作の弁当、弁当男子!)パターンが変わったのかもしれません。いやあ、本当に嬉しくて、疲れて写真撮るのやめていたけれどさすがに記念撮影しました。

f:id:hayashi-xxxxx:20160916163840j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160916163908j:plain

13.ジップベイツ ザブラポッパータイニー グローボールが入っている(今回は釣れず)
だいたい上記で満潮となる2:30の1時間前。ルアーをキャストしやすかったテトラも潮位が上がって、海水に浸かってしまったので、堤防から。持ってきたルアーをだいたいキャストし終わったし、シュガミノースリム95Fでも釣れたので、じゃあ後は何で釣りたい?ポッパー一択でしょ!ということで選択(林修先生風に脳内再生していただければ、私の気合も伝わるかと)。結果はノーバイト。うーんステイの間を3秒ほどとっているのだけれど、最低5秒はとらないと駄目かな?疲れているとどうしても早く巻きたくなってしまいます。修行不足です。

総括
これにて釣行終了にしようと考えましたが、後1匹釣れたら帰る、ということでTERRIERを選択して堤防を移動しつつキャストするも釣れず。うーん、今回はテトラからは釣れたけれど、堤防からは釣れないのには何か理由があるのか?キャストして狙う位置は同じ場所を選んだケースもあったので、ルアーを引いてくるコースが関係しているのかもしれない。今回はたくさんのルアーを試すってことも大きな目的の一つだったので、それは目的達成だったけれど、最後にここで何とか欲しい!というときに、結果を出すスキルが僕にはまだ無いようだ。今後の目標は
1.尺メバルをプラグで釣る
2.結果欲しいです!の場合に結果を出すスキルを習得

f:id:hayashi-xxxxx:20160916164049p:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160916164110j:plain


~~~~~
潮 大潮 
超高時刻 18:00~2:00
場所 行く道を忘れそうな漁港


タックル1
ヤマガブランクス ブルーカレント 91/TZ Long Cast
シマノSTRADIC CI4+ 2500S
クレハ シーガー R18 フロロリミテッド 4.0lb(1.0号)
リグ1
本文の通りのため省略
~~~~~

新ポイントの開拓

昨日なかなか、思う通りの釣果を上げられなかったので、本日は新ポイントを開拓をすることにしました。

仕事で使う資格試験の受験勉強を午前中に済ませて、Google Mapで3箇所に目星をつけて自動車でポイントに移動。

ポイント1 近くに河川が流れこむ漁港1

まだ日があるので、ワームで釣行開始。漁港の外海の方に陣取る。まずはアナハゼがバイトしてくれました。想定どおりにボトム付近でリグを操作出来ているので、同じメソッドで釣りを続けます。メソッドはキャストして着底したかな?というところで、1回竿をしゃくってワームが頂点に達したかな?というところで、ワームが自分に近づいたであろう距離の糸の長さをリールで巻取りながら竿先を下げます。なお、1.5gのジグヘッドだと、私は着底したことをしっかりと認識できません(修行不足です)。糸も出ないし着底しただろうといった感じで着底と判断しています。だた、糸が出ないことだけを着底のサインとしてしまうと、強風時なんかはまったく着底を認識できません。さらに、長い間、底でリグを放置すると潮の流れのせいなのか根掛かりしてしまい、げんなりしてしまいます。
30分ほどで2匹のアナハゼしか釣れませんでした。あまりメバル、ソイを初めとした根魚がいなかったのか?それとも根魚に効果的なメソッドではないのかもしれないです。外海側のテトラは入り組んだ形ではなく、移動しやすいので、雨や雪でも釣りやすく、夜になれば根魚も狙えるかもしれない、という評価としました。
さて、次のポイントに移動しようかなあ、と思い、漁港の内海の方を眺めながら車に戻る途中、あれ?なんか黒いところと、砂地で明暗が分かれている?なんだあれ?おっと、青物の大群だ。テニスコート3面分くらいの大きな群れだ。どうりで、海鳥が騒いでいるわけだ。
魚種を確認したいので、車に戻って、5gほどの小さなメタルジグ用のタックルを取ってきて釣行再開。群れの中にキャストするもヒットしない。なんでだろう?ラインが魚に当ってビンビンと竿に振動を伝えてくるのだけれどなあ。5分ほどキャストを繰り返して、ようやくヒット。アジでした。
3匹釣ったらやめようと考え、その後も同様に群れにメタルジグをキャストします。スレでいいからヒットしてくれと、気持ち強めにジャークさせると、ヒット。あれイワシだ。

同じ群れに違う魚種がいるっていうことがあるものなのでしょうか?

 

ポイント2 小さなボートの船着場

船着場だけあって2mほどの水深もある。まだ日があるのでワーミングで開始。アナハゼがバイトしてくれました。水面を見ると小さなアジや、顔を覗かせたらすぐに逃げてしまったけれどおそらくサヨリも付いているよう。テトラが無いので、メバルやソイが付くストラクチャが少なく、ウィードも茂ってはいないので、メバル釣りには厳しいかもしれません。30分ほどの滞在でポイント変更することに(僕の中では素早い判断)。結局、3匹の小さなアナハゼのみが釣果でした。僕が帰る頃に別のアングラーさんが来たので、やり方やキャスト箇所によっては良い場所なのかもしれません(僕が気づけていないだけ)。根魚は厳しく青物ならジギングで釣れるかもしれない、確認作業がさらに必要という評価にしました。


ポイント3 行く道を忘れそうな漁港

17:30くらいに現場到着。平日だからか先行者はエサ釣りの初老の男性が二人のみ。ここのポイントは船着場あり(きちんと確認しなかったけれど水深は5m以上ある)、常夜灯あり、簡単に漁港の隣の小磯にアクセス可(初老の男性の一人はここで釣りをしていた)、すぐそこに山の崖があり伏流水もおそらくある、立派なウィードがテトラに茂っている箇所もある。おお、やっと出会えた、これまでの釣行で、1番最高のポイントです。難点を探すとしたら、沖の本流へ堤防からキャストしようとすると、堤防に高さがあるので、強風だとやり辛いかなというくらいです。
魚のいつきそうなポイントをサラーッと確認。天候が曇りだったので、日はあったもののワーミングからミニマル50deepでのプラッキングに早々に変更。水面を見ている限り、ウミタナゴメバルか判別つけられなかったけれど、魚はかなり表層を意識している模様。デイからカブラでやっても本日なら良い釣果を上げられたものと推測します。
結局サラーッと確認、の作業では何もバイトしてこず、1番釣れそうな立派なウィードがテトラに茂っている箇所に陣取ることにして、釣行開始。常夜灯の明かりがうっすらと射しているのでリッジ35Fのアミ(グローボール入り)で開始。釣れるまでの間は長く感じるものです。10キャストほどしても当たりがないので、あれ、いないのかな?やはりそう簡単にはいかないかと思っている時に、おっと竿先が持って行かれた。15cmほどのメバルバイトしてくれました。本当に嬉しい。2釣行ぶりくらいの久々のメバル(今は夏休み中ですが、普段は週末しか釣りにいけない)。水面で時折パシャパシャしているのは、やはりまぎれもなくメバルだと確信して、二匹目のドジョウを同じパターンで狙います。なお、メソッドはポンプリトリーブからの6秒カウントほどのステイです(本当は10秒ほどステイのカウントをしたいのですが、待ちきれずリールを巻いていしまいます、修行不足です)。なお、僕の殆どのメソッドは動画「プラッギングメバル・パーフェクトマニュアル~加来 匠(レオン)」で紹介されている通りにやっています(やっているつもりです)。
https://www.youtube.com/watch?v=L7JDbcmix74

2匹目も先ほど連れた後の1キャスト目で釣れました。うん、パターン発見だ。では別のパターンを試してみよう。メバペンメバル ナトリウムネオンで水面に浮かせてみます。おお、メバルが2キャストに1回くらいの割合でバシャっと水面にアタックしてきます。そして、フッキングしない!4~5アタックに1回くらいの割合でフッキングしてくれます。いや、それにしてもプラグにこれだけ好反応なことは今までにはありませんでした。メバペンでも釣れることを確認できたので、次はレオン氏のショップであるINXで販売しているシュガーミノースリム95F ハイパーイカナゴでチャレンジ。うーむ、バイトしてこない。やっぱり少しのレンジの差とルアーのシルエットなどで釣果が違うということなのですね。95mmのでかプラグでメバル釣れたら最高だろうなと妄想しつつ、メバペンでも釣れるならポッパーではどうかと考え、ジップベイツのザブラポッパータイニー のスイカのような柄でチャレンジ。1バイトありましたが、フッキングには至らず。そして、発見だったことは、メバペンメバルと全くバイトの頻度が違う。メバペンメバルが10だとしたら、サブラポッパータイニーは1くらいかな?レンジは水面で一緒なのになあ。結局、ポッパーでは釣れませんでした。また別のメバルの捕食パターンの時に試してみよう。なお、帰宅後にメバルの胃の中を確認したところ、消化がすすんでしまったのか、きちんとしたカタチを残したベイトを確認できなかったのですが、小さな目が2つチョンチョン並んでいるのを幾つか確認できました。アミでしょうか?いわゆるアミパターンってやつだったのでしょうか?
その後、レンジを少し下げてみたらどうだろうかと考えて、リッジスリム60sと60サスペンドでやってみました。そして、サスペンドはお尻だけ少し沈んで、全体は沈まないので、ほぼフローティングに近いことが分かりました。もともと渓流ルアーですし、ソルトで使うと、こうなってしまうのかもしれません。フック変更も影響しているかもしれません。そして、どちらにもバイトしてくれてメバルをキャッチできました。メソッドは60sはトゥイッチからステイおよびスローリトリーブ、60サスペンドはトゥイッチからステイ。1番残念だったのはリッジスリム60sのスローリトリーブでものすごいでかいであろう当たりがあったのに、フックが外れてしまったことです。いつものメバルとは違うような、ものすごい首振りの振動が伝わってきました。ただのスレで大きな振動が伝わってきただけかもしれませんが、もしかしたら尺メバルがいるかもしないという評価にします。リッジスリム60sのフックを細軸に変更して再チャレンジします。

総括ですが、今回はいつもよりかなり釣れました。夏に入る前のような釣果、かつそれをプラッギングで達成できて本当に嬉しいです。やばいな、やばいな、楽しいな、楽しいな、ふと潮を確認してみると、はい、「大潮」だったんです(稲川淳二風に脳内再生してください)。

~~~~~
潮 大潮 
釣行時刻 14:30~23:00
場所1 近くに河川が流れこむ漁港1
場所2 小さなボートの船着場
場所3 行く道を忘れそうな漁港

タックル1
ダイワ月下美人79UL-T
シマノULTEGRA 2000HGS
クレハ シーガー R18 フロロリミテッド 3.0lb(0.8号)
リグ1
土肥富 レンジクロスヘッド 1.5g
ダイワ クロスビーム1.5インチ

タックル2
ダイワ月下美人76L-T
シマノULTEGRA 2000HGS
モーリス アジングマスター ダブルクロスPE 5.4lb(0.3号)
リグ3
メジャークラフト ジグパラマイクロ 5.0g

タックル3
ダイワ月下美人76L-T
シマノSTRADIC CI4+ 2500S
クレハ シーガー R18 フロロリミテッド 4.0lb(1.0号)
リグ3
ブリーデン ミニマル50deep(今回は釣れず)
ジップベイツ リッジ35F アミ(グローボール入り)

タックル4
ヤマガブランクス ブルーカレント 91/TZ Long Cast
シマノSTRADIC CI4+ 2500S
クレハ シーガー R18 フロロリミテッド 4.0lb(1.0号)
リグ4
スミス メバペンメバル ナトリウムネオン
バスデイ シュガーミノースリム95F ハイパーイカナゴ(今回は釣れず)
ジップベイツ ザブラポッパータイニー スイカ(今回は釣れず)
バスデイ SPM75
ジップベイツ リッジスリム60SP クリアーオレンジ
ジップベイツ リッジスリム60SP 蛍光クリアーピンク(今回は釣れず)
ジップベイツ リッジスリム60SS イエローダイアモンド
~~~~~

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111512p:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111531p:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111559j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111622j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111643j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111711j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111735j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111752j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111811j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111830j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111850j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111908j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111934j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160915111959j:plain

なかなか釣れない

7月中旬になってから釣果が渋い。
水温が上昇する夏はメバルが沖に移動するというが、本日は初秋。
日のない時間帯は防寒対策が必要なほどだ。

本日はフェリー乗り場の近くで5:00頃に釣りを開始。
堤防際、沖に向かって表層〜中層にプラグを流すけれどアタリなし。
偏光グラスはかけていなかったけれど、それほど濁っていない海に魚の影は見えない。

表層中層にアタリがないので底付近をミニマル50deepでダートさせてみる。
根掛かり?かと思ったが小さなソイがバイトしてくれた。
風が強くて全くアタリを認識できなかった。

風が強くなったので内海に移動して、カブラにリグを変更。
メバルではなくアナハゼがバイトしてくれた。
今までで一番の良型アナハゼだった。

カブラを根掛かりでロストしてしまい、風が幾分おさまったので、元の外海に戻り、メタルジグにリグを変更。
しかし、おさまった風が再度強まり、うまくメタルジグをジャークできているか自信がもてない。
さらに追い打ちをかけるように根掛かり。
何回か竿を縦に軽く引くと、ショックリーダー3.0lbがぶっつり切れてしまった。
そんなに強く引っ張ったわけではなかっので、もともとリーダーに傷がついていたのかもしれない。
次回釣行からショックリーダーは4.0lb以上にしておくことにしよう。
400円ほどの安く購入できたメタルバイブだったけれど、やはりハードルアーをロストすると悲しくなる。

別カラーのメタルバイブに変更したけれど、10キャストほどでリグ変更することに。
向かい風でうまくリグを操作できている自信が持てないからだ。
練習だと思って、どうやればうまく操作できるかを考えながらやるのも上達のための一つのやり方だろうけれど、小さくてもいいからメバルを釣りたい、という願いのほうが勝ってしまった。

ミニマル50deepにリグ変更して堤防際をダートさせる。
アタリがなく、5キャスト目くらいで根掛かり。
そんなに強くひっかかっていないからすぐに取れるだろうと思いきや、全然外れてくれない。
ミニマル50deep、1,400円くらいするんだよなあ。
強くラインを引っ張っりながらじっと我慢していたら、「ふっ」と外れてくれた。
無事生還。

トレブルフックの3つのうち1つのフックが折れていた。
先日、ミニマル50を根掛かりですでに2つロストしていたので、本当に嬉しかった。
フロロ4.0lbでフックを折ってプラグ回収できるケースがあることを知ったのは大きな収穫だった。

ラインがザラザラになっているので次回釣行までにちゃんとカットしておこう。

~~~~~
潮 中潮 
釣行時刻 5:00~8:00
場所 フェリー乗り場の近く

タックル1
ダイワ月下美人76L-T
シマノSTRADIC CI4+ 2500S
クレハ シーガー R18 フロロリミテッド 4.0lb(1.0号)
リグ1
ジップベイツ リッジ35F
バスデイ シュガーミノー50S
バスデイ SPM75
ブリーデン ミニマル50deep

タックル2
ダイワ月下美人79UL-T
シマノULTEGRA 2000HGS
クレハ シーガー R18 フロロリミテッド 3.0lb(0.8号)
リグ2
アルカジックスプリットシンカー 1.8g
ブリーデン メバルカブラ
土肥富 レンジクロスヘッド 1.5g
Berkley スライダーシャッド1.5インチ

タックル3
ダイワ月下美人76L-T
シマノULTEGRA 2000HGS
モーリス アジングマスター ダブルクロスPE 5.4lb(0.3号)
リグ3
メタルバイブ 5.0g
メジャークラフト ジグパラマイクロ 5.0g
~~~~~

 

f:id:hayashi-xxxxx:20160913125437p:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160913125448j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160913125533j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160913125601j:plain

f:id:hayashi-xxxxx:20160913125648j:plain

 

生保一般課程試験を受験してきた

 先週の金曜日(2016/6/24)は、イギリス国民がEUに残留するか、離脱するか国民投票で選択する日だった。そんな歴史的な瞬間に私は生保一般課程試験を受験していた。試験が終わってスマホでニュースを確認したところ、イギリス国民は離脱を選択したことを報道で知った。歴史的な選択をリアルタイムでキャッチできなかったことに残念な思いがあったけれど、これからどうなるか、を考えよう。
 さて、そもそも何故、生保一般課程試験を受験したのか?証券会社では必要のなかった資格を、中途で銀行に入社したためにいまさら取る必要があるのだ。通常であれば入社1年目にとるのだそうだ。ああ、とても面倒くさい。
 試験会場は色んな人がいた。銀行1年目の社員らしき人。うんフレッシュだ。30代前半くらいの女性達。生保レディとして勧誘されたのであろう。友達の友達が生保で働いているらしいのだが、その方曰く、慢性的に生保レデイは不足しており、常に勧誘している、とのことだ。受験会場に居た方たちには長く働いて欲しいものだ。茶髪でTシャツ、Gパンを着た女の子の5人程度の一団。まるで、ライブ会場のスタッフのような格好だ。皆、一様にマスクをしている。ノーメイクを隠したいのだろうか?何故か皆、半笑いだ。何かおかしいのだろうか?一生懸命に脚を組んでいる。テストしづらいだろうに。金融商品を売るような人間にはとても見えない。はあ、僕も頭が固くなってしまったおじさんになったのだと気づきショックを受ける。
 テスト自体は分からない問題もあったけれど、合格最低点である7割は満たせた感触だった。対策としてやったことは、会社から配られた模擬試験2回分とその復習を1回やった程度だ。もう1回分やろうと、以下のサイトに過去問が載っていたので、問題を解いてみたが、掲載の解答に間違いが多く、利用するのをやめた。
1日で受かる!!生保一般課程
http://www.seihonet.com/
ほほ10割の合格率らしいので、不合格だったらかなり格好悪い。

勉強していて、今後の自分自身の生保の購入に役立つ内容をメモしておいたので紹介。

Q.有期年金タイプとは?
http://www.paci-nenkin.com/syurui/296/
〜〜〜〜〜
A.個人年金には受け取る期間に応じて3種類に分けられる。

1.確定年金
定められた期間のみ年金を受け取る。被保険者の生死にかかわらず年金を受け取る。コストは普通。
2.有期年金
定められた期間に年金を受取る。被保険者が死亡した場合は年金を受け取れない。コストは安い。
3.終身年金
一生涯に年金を受取る。被保険者が死亡した場合は年金を受け取れない。コストは高い。

なお、国民年金と厚生年金は終身年金に該当する。
〜〜〜〜〜

Q.生命保険料控除とは?
https://www.hokennojikan.com/journal/689
http://www.dai-ichi-life.co.jp/information/deduction/calculation.html
〜〜〜〜〜
A.生命保険料控除とは、生命保険の支払額に応じて、所得から定められた金額を控除できること。
国税地方税所得税と住民税)によって控除の額が異なる。
また、年間賞味払込保険料によって控除の額が異なる。
〜〜〜〜〜

Q.保険金の課税は相続税所得税、贈与税のいずれか?
https://www.hokennojikan.com/journal/795
節税策としては相続税が有効な場合が多いようだ。
〜〜〜〜〜
相続税
保険料を負担した契約者と被保険者が同一人で保険金受取人がそれ以外の家族
500万円 × 法定相続人の数 = 非課税限度額

所得税
保険料の負担した契約者と保険金受取人とが同一人の場合
(保険金額 – 支払った保険料 – 特別控除額50万円)× 1/2 = 所得税の課税金額

贈与税
保険料の負担した契約者と被保険者と保険金受取人がすべて異なる場合
{保険金 – 110万円(基礎控除額)× 40%(贈与税の税率)}- 125万円(控除額)= 贈与税
〜〜〜〜〜

実は、今年の3月に受験した税務2級で58点しか取れずに不合格となってしまいました。かなりショックでした。今回、勉強したことを踏まえて、以下の問いを整理しつつ、来年の2017/3/5の税務2級を受験します。
Q.以下をどのように利用する?
1.NISA
2.jr.NISA
3.401k
4.生命保険(相続税タイプ)
5.ふるさと納税

読書感想文:堕落論(坂口安吾)

読むきっかけ、目的:
明治時代の本を2冊読んだので、太平洋戦争前後の本を1冊読むことにした。また、前回の要約を書くのに時間がかかりすぎたので、今回は薄い本にしておきたかった。

要約:
 戦時中に文士は未亡人の恋愛を書くことを軍から禁じられた。「節婦は二夫に見えず」とはよく言うことだ。また「忠臣は二君に仕えず」と言うような、封建制における道義は、いわゆる人間の弱点を補うための行動規範である。すなわち、それを利用すれば便利になる者(歴史や政治家)が作ったルールだ。天皇制も同様だ。大義名分のために政治家にとって利用価値があるに過ぎない。敗戦後、「国民の道義は頽廃せり」と言われた。では、道義を復することが望ましいのか?

 いや違う。道義は酷使耐久を美徳と称し、機械の利用を勤労の精神に反するナマクラの精神と言った。必要は発明の母であるにもかかわらず。また、軍人は満州の一角で事変を勝手に起こし、それが戦争に発展した。天皇を崇拝していると言う軍人が天皇を冒涜している。ナンセンスだ。私は東京空襲を経験し、今後の予想し得ない新世界へ不思議な再生が起きることに期待している。

 そのために、まずは堕落する必要がある。人間の正しい姿に戻る必要がある。つまり、欲するところを素直に欲す。厭なものを厭だという。好きな女を好きだということだ。封建遺制のカラクリに満ちた「健全なる道義」から転落し、人間の実相を厳しく見つめる必要がある。赤裸々になって、ようやく真実の人間への復帰につくことができる。人間は落ち抜くには弱すぎる存在だ。堕ちる最中に自分の武士道、天皇を編み出せるだろう。

感想:
 堕落して初めて自分の行動ルールをつくることができると坂口安吾は主張する。僕は堕落している。さて、自分の行動ルールをつくらないといけない。

ところで、他人の悪口は話のネタになるけれど、そのほとんどはその他人の行動の至らなさだ。
「人は何とも言わば言え 我がなすること我のみぞ知る」
は有名な句だけれど、自分の行動ルール、原則が確かだから言えるのだろう。自分の行動ルールか、難しいなあ。他人の評価を気にしないで、好きなことをして、勉強もちゃんとする。普通だな。

余談:
仕事をしていて、自分にとっては初めてのことで、タスクも沢山あったので、すぐに部長に「この件はどうしたらよいでしょう?」と相談したところ、「普通にやってよ」とでかい声で怒られたことがある。何故、過去の対応を確認しないのか?今回も過去と同様の対応で十分なはずなのだから、相談の必要なんてないはず、というのが上司の言いたいことだった。ああ、頑張って、普通にやろう。

読書感想文:武士道(新渡戸稲造)

読むきっかけと目的:
ニュースが良くわからない。近代史を知ることで理解の一助になるだろうと考えた。また、昔の人のメンタリティを知りたい。時間が人のメンタリティをどの程度変えたのか、現代と昔を比較できる、よい書籍だろうと考えた。

要約:
 武士道は暴れん坊集団である武士達の行動規範として仏教神道儒学陽明学)を基礎にしている。武士道による日本民族の特性は義、勇、仁、礼、信(誠)、名誉、忠である。
 「義」とは道理(正義)を通すことである。損なことでもあえて実行する、あるいは耐え忍ぶ精神のことだ。四十七義士は大衆教育にもよく用いられる義の例だ。
 「勇」は「義」を実行するために必要な気概のことだ。正しいことを認識して、もしそれを行わないのは勇気がないためだ。普通の人には深刻な事柄も勇敢な人には遊びに過ぎなくなる。さらに勇気はスポーツ的な要素もある。衣川の合戦においては追手の大将が「衣のたては ほころびにけり」と声高に叫んだところ、敗軍の将は「年を経し 糸のみだれの 苦しさに」と上の句を返した。また、北条氏から塩の供給を絶たれた武田信玄に対して、上杉謙信は敵に塩を送った。「勇」がここまでの高みに達すると「仁」に近づく。
 「仁」は統治者の最高の要件であり、封建制の統治が専制主義とならなかったのは仁のおかげだった。また、「仁」は武士の情けなどにみる優しさや愛情のことである。「窮鳥が懐へ入る時は、猟師もこれを殺さない。」というのも一例だ。「仁」の底流にある風雅を養うために歌を詠むことが奨励された。ある田舎侍の鶯に関する和歌がある。彼は当初「鶯の初音をきく耳は別にしておく武士かな」と詠んだが、後には「武士の鶯きいて立ちにけり」と詠むに至った。歌や音楽により優しさの感情が養われ、他人の痛みに対する思いやりの気持ちが育ち、その心はやがて「礼」の根となる。
 「礼」とは他人の気持ちを思いやる心のあらわれだ。面倒な細かいルールが多くある礼儀作法も、有名な流派である小笠原流によれば、心の修練そのものだと云う。その一例として「茶の湯」がある。戦場や政治上の心配事を抱える武将も小さく清貧な茶室内では、悩みを置き去り、平和と友情を見出した。しかし、「礼」にも「信(誠)」がなければただの茶番となってしまう。
 「信(誠)」とは嘘やごまかしの無いことだ。伊達政宗は「礼」が過ぎると嘘になるといった。また、「武士に二言はない」という言葉も「信(誠)」の一例だ。しかし、よく日本人は嘘をつくと外国人から言われる。それは日本人が事実よりも「礼」を重んじるからであり、真実については「信(誠)」を以って回答するだろう。例えば、胃が痛かったとしても、「元気ですか?」と尋ねられれば、「礼」を優先して、「はい、元気です」と回答する。ところで、「信(誠)」と「名誉」という観念は混ざり合っている。(本には記載ないが、その一例に「武士は食わねど高楊枝」があろう)
 「名誉」はサムライの特徴をなすものだ。恥の感覚は非行を働く少年の行動を正す、効果的な手段であった。しかし、町人から背中にノミがついていると注意されたサムライが、町人を斬ってしまうというような事例もあった。その「名誉」の行き過ぎは忍耐によって相殺された。西郷隆盛敬天愛人(天を相手に万策を尽くし、それでも事が成らなければ、我が誠の足りなさを反省せよ)などがある。また、大阪冬の陣で先鋒になることを熱望したものの、後備に配置され口惜しんだ徳川頼宣のように「名誉」が得られるならば生命さえ、安価と考えられた。その底流には「忠義」があった。
 「忠義」は封建的な諸道徳のアーチの要石であり、最も重んじられた。菅原伝授手習鑑にあるように、主君の息子の身代わりとして、他の子を生け贄にすえる家臣がいて、その首実検の役目は身代わりの子の父親が務めるなどがその一例だ。一方で主君への追従のみが行われていた訳ではない。自分自身の良心を主君の気まぐれな意思や酔狂のために犠牲にする者は武士道では軽蔑された。あらゆる手段を尽くして主君に諫言すること、それが容れられない時は自分の血を注いで己の誠実さを示し、これに依って主君に最後の訴えをするのが当たり前の道筋だった。

 武士の教育は第一は上記の封建制における諸道徳の習得(人格形成)であり、思慮、知識、弁活は軽視された。したがって、その教師は学習の目的の体現者であることを期待され、克己の精神の生きた模範だった。克己の理想は心の平安を保つことだ。また、「礼」との結合によりストイックな気質を生んだ。また、日本人の笑みは思いを隠すための技術である。「口開けて腸見せるザクロかな」は誠実でないしるしとされた。思いを隠すはけ口としての詩歌もある。ある母親はその傷心を慰めようと次の句を吟じた。「蜻蛉つり今日はどこまでいったやら」。
 さらに克己の極地として「切腹」がある。「切腹」は自己の誠実さを証明する行為だった。これによって命の安売りも見受けられた。しかし、本当の武士にとっては、これは臆病に似た行為だった。山中鹿之助は次の句にみる不屈の精神で自らを励ました。「憂きことのなほこの上に積もれかし 限りある身の力ためさん」
 武士道の影響は大衆娯楽にも及んでいる。仕事終りの丁稚は退屈な帳場の仕事を離れ、義経と弁慶、信長と秀吉などの戦場の話をしては功名をあげる夢を見た。このように武士道は日本人の理想となった。本居宣長は「敷島の大和心を人問わば 朝日に匂う山桜花」と詠った。ところで、脆く滅びやすいと詠われた大和魂だが、武士道はまだ生きているだろうか?
 武士の時代は約700年続いており、まだ生きていると言える。吉田松陰は「かくすればかくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂」と詠い、つまり武士道とは我が国に精気を吹き込む行動の力と云える。近代日本の建設者(武士道が出版されたのは明治32年西暦1899年)である西郷隆盛大久保利通の回顧録を読んでもそれが分かる。そして、明治の日本の変貌の源泉は武士道にあった。その変化は自発的であった。トルコがヨーロッパから大砲を輸入したように日本は機械科学を輸入した。変化の動機は劣等国と見下されることを容認できない「名誉」の感覚からだった。
 しかし、武士道の余命もあとわずかのようだ。封建制の廃止、老い過ぎた神道(騎士道は教会により延命措置がとられた。武士道のそれは神道)、古典の衰退(知的成り上がりの台頭)によりカウントダウンされ、今の要求に迎合する快楽傾向の道徳理論が武士道にとって代わりつつある。最近は日清戦争の勝利に世間が湧いているが、どんなに産業が進み優れた製品(武器)ができても、それを運用するのは人間だ。精神抜きでは最良の道具も殆ど役に立たない。最近の功利主義の損得哲学に対峙できるのはキリスト教のみだ。武士道は美徳として残り続けるだろうが、道徳体系としては桜のように散ってしまうだろう。


感想:
 まず、ニュースという観点から。モンスターペアレントという言葉をよく聞く。教師のレベル低下も大きな要因だろうが、親が教師へ期待するものに武士道を源泉とする道徳が今も残っているからではないかと推測する。道徳?(人としての行動規範)を学校で教えるのではなく、家で教える方がいいと僕は考える。確かに、集団生活を必要とする学校は、家と異なる。自ずと子の振る舞いも学校と家では異なるだろう。家で教えることのできる内容も限られてしまう。例えば、他者貢献の必要を子が認識するのは学校の方が環境として適しているだろう。ただ、それを学校教師にすべて期待するのは間違いだ。学校以外の集団行動を必要とするコミュニティに子を参加させるといった努力を親が怠ってはいけない。サッカーやラグビーといったチームスポーツは他者貢献の必要を認識する場として効果的ではないだろうか?一児の親として子には何かのチームスポーツをさせたいなあ。
 昔と今の違いという観点から。封建制における諸道徳の中で僕に最も無い考えは「忠義」だ。そもそも、仕事をする上で「忠義」は必要なのだろうか?仕事上の問題点があれば上司に報告するが、それは「忠義」からではなく、サラリーマンとしての義務だし、何かの提案にしても、自己犠牲を伴わない他者貢献に近い感覚である。サービス残業なんてしたくないし、仕事における「忠義」の有り無しによる結果の違いはあるのか?「忠義」なんてものは散り去って、もはや現代には跡形もなくなったのだろうか?機会平等の現代にあって、階級的精神の武士道にある最もしっくりこない考えだ。司馬遼太郎の王城の護衛者で書かれた会津藩主、松平容保をふと思い出す。「忠義」があっても報われるとは限らないのだ。
 ところで、「昔がこうだったから、あなたもそうしなさい」と年長者が若い人に言うのは間違っていると思う。新渡戸稲造もその主張はしていない。武士道はもうすぐ死ぬし、美徳としてしか残らないでしょうと言っている。「武士道なんてもうないのだから、明治維新の栄光にすがるのはおやめなさい」という注意にも解釈できる。


余談:
だからどうしたって感じですが、近代日本が1867年に始まり、来年の2017年に150年を迎えるのですね。

 

読書感想文:学問のすすめ(福沢諭吉)

要約:
 明治維新を経て平等の世の中になった今、国民全員に国の独立を保つことを目的に学問をすることを勧める。学問は囲碁や将棋といったものではなく、世の役に立つ実学をすることを勧める。また、論語読みの論語知らずや自分の家計の金勘定もできない経済学者など、実学をできていない人物にはなってはいけない。さらに、実学をすることで、職を得て衣食住を得て、一身独立することができる。一身の独立を以って、一国の独立は成る。しかし、一身の独立だけにとどまっていては蟻と同じだ。学問の目的は日本人として外国人と競うことにあることを忘れてはいけない。最近は、時期尚早に学問を辞めて仕事に就く人が多くなってきたのではと危惧している。
 また、独立するには、「品格」「判断力」「実行力」「人望」が必要になる。これも学問をしつつ身に付けるのが良い。「品格」とは物事の様子を比較し、上を目指し、自己満足をしないことだ。これは知識を持っているだけでは身につかない。インド、トルコが西洋の奴隷となってしまったのは、国内のみに注目しており「品格」の不足が招いた結果なのだ。また、進歩のためにはガリレオの地動説のように、疑うことが必要になる。物事を信じる、疑うの取捨選択には「判断力」が必要になる。その基準を示すことはできないが、西洋を盲目的に慕うような、信じることと疑うことのバランスを欠いた者が世の中にいるようである。次に、正しいと判断することと、それを実行することは別のことだ。(判断のための)議論ばかりして実行しない「実行力」のない者は不平家に多く、人に嫌われ孤立することが多い。不平を言うのではなく、まずは自分でそれをやってみる、それができなければ、その難しさと重要さを考えよう。最後に「人望」がない者は何もできない。「人望」は知性と徳によって次第に獲得していくものだ。例えば弁活の技術を以ってそれは獲得できる。「円い水晶の玉」を説明するにも、「円い水晶の玉」とだけ話すのと、「丸いというのは角がとれて団子のようになっていることです。水晶とは山から掘り出すガラスのような物で山梨あたりからいくらでも出ます。この水晶でつくった転がる団子のような玉のこと」と解説すれば理解が十分に進む。使って悪いことのない言葉を使わないのは弁舌の技術が不足しているのだ。そして交際を広めて色々な人と接っしていくことだ。

読むきっかけ:
近代史を知り、現代社会を解釈したい。

感想:
 福沢諭吉いわく、学問の目的は外国と競うこと。これは、アジアの国々が次々に西洋列強に支配されていく、明治の時代ならではの発想だっただろう。NHKで「坂の上の雲」を見た時に、主人公のうちの二人は軍人なので、その生き方は「学問のすすめ」の内容を実行した結果だと納得できる。また、封建制から機会平等の社会が訪れた明治の高揚感は「学問のすすめ」によってさらに促進されたろう。
 しかし、時代背景が異なる今、外国と競うことが学問の目的だと言ってもピンとはこない。僕が高校の時に、周りの友人は医者や建築家になりたいという目標をもって勉強していた。なりたい職に就くための勉強だ。でも僕にはあまり強くこの職に就きたいという目標がなかった。
 僕は今はもう金融機関のサラリーマンだ。仕事は楽しくない。新卒の時は、仕事が一番大事、ミッションはなんとしてもやり遂げるのだ、といった使命感があったけれど、今の僕にはそれがない。細切れになったタスクを右から左に運ぶだけだ。それでも仕事をするのは、生活のために他ならない。僕は蟻だ。
 カフカの「変身」を何となく思い出す。蟻であることに不安を感じている。このままではつまらない人生を送ってしまう。家族との生活が楽しければ十分と割り切ることはできない。さて、学問をする必要があるようだ。

余談:
 福沢諭吉は政府に頼ることなく、民間の力をもっと強める必要があるとも主張している。その方法として慶應義塾での学生教育を執った。よく、民間企業の社長の出身校は慶應義塾が1番多いと聞く。福沢諭吉の理念が結果として現代社会の社長数として分かり易く出ている。そういえば僕が働いている会社のトップも慶應義塾出身だ。

床生活で足が短くなる?

神奈川のマンションに住んでいた時のこと。食事や団らんにはダイニングテーブルと椅子、ソファを利用することが殆どだった。その後、転職して住むことになった社宅が畳であり、部屋の広さは十分だけれど、掃除をし易いように、居間にはテーブルを置いておらず、子どもと嫁も未だ実家にいるので一人での生活にテーブルがある必要が無かった(ご飯は台所で作り、そのまま台所で立食いしていた)。

先日、そろそろ実家から私との共同生活をするべく、嫁と子どもがこれからの住まいとなる社宅を見学に来たのだけれど、その際にご飯を給仕していて、やはりテーブルがないと不便であり、和室でもあるから、ちゃぶ台の購入を検討し始めた。
また、僕は肩こりが酷くて、いつも嫁さんに肩もみをしてもらう。以前、肩こりの原因は猫背にあり、床に座る生活やバランスボールがその防止になると主張するサイトを発見した。
http://d.hatena.ne.jp/eigon/touch/20130904/1378248645
それが正しいのか、身をもって検証したいと考えるに至ったのもちゃぶ台を購入したい理由の一つだ。

ところが、
嫁:「床に座る生活は脚が短くなったり、形が悪くなる原因なんだって」
僕:「え、本当(絶対にデマでしょ)?」

問い:
何故そんなこと(短足は床生活が原因説)が言われるようになったのか?

仮説:
西洋人の足が長いのは椅子に座るから。日本人の足が短いのは床に座るから。
上記のようなことを誰かが言い始め、それが広まったのでは?

検証:
床生活で足が短くなる、と言及したブログもある。嫁だけでなく、世間一般に広まっていることのようだ。
http://www.mukyoyo.com/entry/short-legs

なお、僕自身は小さい頃から椅子生活だった。僕の脚の長さはたぶん短く無い。形は真っ直ぐ伸びており、密かに自慢に思っている程だ。脚だって早い。小学生の時のマラソン大会では1位になったことだってある。したがって、「短足は床生活が原因説」の否定に僕はサンプルとして適していない。

日本正座協会は脚の短さと正座に因果関係はないものの、O脚の原因の一つは正座と指摘している。
http://www.seiza.net/kobanasi.html

ネットで各サイトを見てみたけれど、「短足は床生活が原因説」の主張とその反論の割合は8:2程度であると実感。ただし、どちらも科学的な検証をしたわけでなく、仮説の域を出ない。これでは正しい結論も分からない。

行動:
ちゃぶ台を購入しました。
http://item.rakuten.co.jp/kagukoubou-mei/11030101/
床生活をすることで、デメリットとして子どもの脚が短くなるかもしれませんが、あくまで、そうなるかもしれないということです。それよりも姿勢が良くなる、スペースを効率的に利用できる、さらには畳にはちゃぶ台が良く合うというメリットをとることにしました。


余談:
「短足は床生活が原因説」の反論として、短足の多くは十分な栄養が摂取できなかったことが原因と主張している。確かに最近、近所の小学生や姪っ子を見る限り、小学校高学年とは思えない程、でかく感じる。

さて、ゴールデンウィークに久しぶりに友人と代々木公園を歩いた。原宿に近いからか、今時風の服装をした若い女の子がたくさんいた。皆同じような格好をしている。良くも悪くも、他人から影響は受けるものなのだ。僕と友人の目の前を歩いていた3人組の女の子たち。皆、同じような格好をしている。カーディガンに体にフィットしたデニムパンツだ。全員が同じ背丈(155cmないくらい)で、全員が短足で脚の形も凄く悪い。何故だ?

なお、2015/2に僕はベトナム一人旅をした。その際に、女性のスタイルの良さに驚いた。韓国のファッションが流行している(田舎のお家訪問ツアーの時のガイドの現地大学生に教えてもらった)とのことで、若い女性はほどんど体にフィットしたデニムパンツを身につけており、原宿の女の子たちと変わりない服装だ。スタイルの良さの明暗がはっきりした。日本人にもスタイルの良い子は沢山いるが、割合で言えば、ベトナムが勝ちだと思う。それを裏付ける面白いレポートも当時、現地で調べたので興味のある方はご確認ください。
http://www.dreamincubator.co.jp/asia_asia/56.html

栄養摂取が容易になったからとはいえ、食の内容も十分に気をつけるポイントなのだろう。

 

子とAmazon

僕が25歳くらいの時から周りの友人がちらほらと結婚し始めて、さらに27歳くらいから子供が産まれ始めました。周りからの影響は意識せずに受けている、と言いますが、私も27歳に結婚し(ところで、結婚前は今の奥さんとずっと一緒にいるつもりだったので、結婚しなくてもいいではないかと考えていましたが、今は税金の関係から結婚した方がいいと考えています。目的と形式が一致していない例の一つです)、今年の3月に子供が生まれました。


子供が産まれてから、我が子がこんなにも可愛いと思うに至るとは。そして、自分がこれまでに経験してきた苦い経験をこの子も経験していくと思うと胸が痛みます(僕が小学2年生の時に木の枝から他の枝に飛び移ろうとして、それに失敗して地面に落ちて腕の骨を折りましたが、そんなことが無ければいいなあ)。

さて、可愛い子供がいると、自然と写真も増えるのはないでしょうか。僕もその一人なのですが、PCのストレージの空き容量が少なくなってきました。外付けのハードディスクを買うか悩むかと思います。ただ、外付けハードディスクに入れた写真を再度見る機会は少ないのではないでしょうか。外付けハードディスクとPCを接続するだけの、たったこれだけの作業が何とも面倒です。そのうち外付けハードディスクはどんどん引き出しの奥に行き、終いには利用されないくなってしまいます。

では、安いクラウドサービスはないものでしょうか?私はAmazon Photosを利用するにいたりました。さすが、最強のIaasであるAmazon Web Service(以下URLの中段にある図だけ見れば、とりあえず市場におけるAmazonの立ち位置が分かります)
https://www.gartner.com/doc/reprints?id=1-2G2O5FC&ct=150519&st=sb
を提供する同社のサービス。なんとプライム会員なら無料で写真を無制限にアップできます。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1003590/012000122/?rt=nocnt

Amazonのプライム会員の方は、一考の価値あるサービスかと思います。