journal

サラリーマン奴隷のふとしたことを

撃墜王

地元に戻ることにしました。そのため6月に仕事をやめました。
時間がたくさんできたので、以前からやりたいと思っていた以下をすることにしました。

 ロマサガ2をやり直す
 キングダムを一巻から読む
 ツール・ド・フランスをリアルタイムで全部見る

 

ロマサガ2は小学2年生ぶりにやりましたが、おっさんになっても面白いですね。当時は閃けなかった千手観音、イヅナ、ファイナルレター乱れ雪月花を拝むことができたので満足です(なお、剣の最強技である不動剣はどうしても閃けず、youtubeで我慢しました)。

キングダムはシドニアの騎士を薦めてくれた友人から面白いと教えてもらった漫画です。中国の歴史の勉強にもなるかなと期待して読み始めましたが、あまりそちらの方は頭に残らず、ただ漫画として面白いな、といった感じでした。

また、シドニアの騎士をもっと面白く見れるかなと、「大空のサムライ」を読みました(撃墜王つながりです)。著者である坂井三郎氏の体験談である本書は操縦士のギリギリの相手や自分との戦いが書かれています。印象的だったのは、ラバウルから約2,200km離れたガダルカナル島を目指す際のエピソードです。
2,200kmのゼロ戦での移動はそれまでの日本海軍史上に例のない長距離だったため、著者は栄養補給の機内でとる食事に普段は飲まないサイダーを持参。飛行中に喉が乾いたので、これを開けようとしたところ栓抜きがない、、、かろうじて持っていた携帯用缶切りでこれで開けたところ上空は低気圧なのでサイダーが吹き出て風防のガラスに付着し曇りガラスのようになってしまったそう。レーダーの技術が無い当時の戦闘飛行において視界が悪いのは命とりなので、何とかして風防のガラスに付着したサイダーを拭き取る必要があるが、水拭きするための水がない、、、著者はツバで風防についたサイダーを拭きとったそうです。

さて、肝心の大空のサムライを読むことで、よりシドニアの騎士を面白く読めるか、という点ですが、そんなことはなさそうです。それぞれは面白いのですが、2つ読んだからよりどちらか一方が面白くなるといったことは期待できません(ええ、結果は予測はできていましたが、何か新しい本を読むきっかけが欲しかっただけです)。


ところで、キングダムや大空のサムライを読んで、やっぱり戦争って物資の補給とか、どう攻めるかといったことを考える上で地理が重要なのだなあと改めて思い知りました。今度は地理、軍事つながりでアジアと通貨について色々と本を読んでみようかと思います。