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サラリーマン奴隷のふとしたことを

床生活で足が短くなる?

神奈川のマンションに住んでいた時のこと。食事や団らんにはダイニングテーブルと椅子、ソファを利用することが殆どだった。その後、転職して住むことになった社宅が畳であり、部屋の広さは十分だけれど、掃除をし易いように、居間にはテーブルを置いておらず、子どもと嫁も未だ実家にいるので一人での生活にテーブルがある必要が無かった(ご飯は台所で作り、そのまま台所で立食いしていた)。

先日、そろそろ実家から私との共同生活をするべく、嫁と子どもがこれからの住まいとなる社宅を見学に来たのだけれど、その際にご飯を給仕していて、やはりテーブルがないと不便であり、和室でもあるから、ちゃぶ台の購入を検討し始めた。
また、僕は肩こりが酷くて、いつも嫁さんに肩もみをしてもらう。以前、肩こりの原因は猫背にあり、床に座る生活やバランスボールがその防止になると主張するサイトを発見した。
http://d.hatena.ne.jp/eigon/touch/20130904/1378248645
それが正しいのか、身をもって検証したいと考えるに至ったのもちゃぶ台を購入したい理由の一つだ。

ところが、
嫁:「床に座る生活は脚が短くなったり、形が悪くなる原因なんだって」
僕:「え、本当(絶対にデマでしょ)?」

問い:
何故そんなこと(短足は床生活が原因説)が言われるようになったのか?

仮説:
西洋人の足が長いのは椅子に座るから。日本人の足が短いのは床に座るから。
上記のようなことを誰かが言い始め、それが広まったのでは?

検証:
床生活で足が短くなる、と言及したブログもある。嫁だけでなく、世間一般に広まっていることのようだ。
http://www.mukyoyo.com/entry/short-legs

なお、僕自身は小さい頃から椅子生活だった。僕の脚の長さはたぶん短く無い。形は真っ直ぐ伸びており、密かに自慢に思っている程だ。脚だって早い。小学生の時のマラソン大会では1位になったことだってある。したがって、「短足は床生活が原因説」の否定に僕はサンプルとして適していない。

日本正座協会は脚の短さと正座に因果関係はないものの、O脚の原因の一つは正座と指摘している。
http://www.seiza.net/kobanasi.html

ネットで各サイトを見てみたけれど、「短足は床生活が原因説」の主張とその反論の割合は8:2程度であると実感。ただし、どちらも科学的な検証をしたわけでなく、仮説の域を出ない。これでは正しい結論も分からない。

行動:
ちゃぶ台を購入しました。
http://item.rakuten.co.jp/kagukoubou-mei/11030101/
床生活をすることで、デメリットとして子どもの脚が短くなるかもしれませんが、あくまで、そうなるかもしれないということです。それよりも姿勢が良くなる、スペースを効率的に利用できる、さらには畳にはちゃぶ台が良く合うというメリットをとることにしました。


余談:
「短足は床生活が原因説」の反論として、短足の多くは十分な栄養が摂取できなかったことが原因と主張している。確かに最近、近所の小学生や姪っ子を見る限り、小学校高学年とは思えない程、でかく感じる。

さて、ゴールデンウィークに久しぶりに友人と代々木公園を歩いた。原宿に近いからか、今時風の服装をした若い女の子がたくさんいた。皆同じような格好をしている。良くも悪くも、他人から影響は受けるものなのだ。僕と友人の目の前を歩いていた3人組の女の子たち。皆、同じような格好をしている。カーディガンに体にフィットしたデニムパンツだ。全員が同じ背丈(155cmないくらい)で、全員が短足で脚の形も凄く悪い。何故だ?

なお、2015/2に僕はベトナム一人旅をした。その際に、女性のスタイルの良さに驚いた。韓国のファッションが流行している(田舎のお家訪問ツアーの時のガイドの現地大学生に教えてもらった)とのことで、若い女性はほどんど体にフィットしたデニムパンツを身につけており、原宿の女の子たちと変わりない服装だ。スタイルの良さの明暗がはっきりした。日本人にもスタイルの良い子は沢山いるが、割合で言えば、ベトナムが勝ちだと思う。それを裏付ける面白いレポートも当時、現地で調べたので興味のある方はご確認ください。
http://www.dreamincubator.co.jp/asia_asia/56.html

栄養摂取が容易になったからとはいえ、食の内容も十分に気をつけるポイントなのだろう。